早場米の産地である愛媛県愛南町で早くも田植えが始まっている。水が張られた田は緑の早苗で彩られ、つぼみの状態のサクラを横目に里山は初夏の装いを見せている。
 同町御荘和口の水田では28日、地元の農業宮平長一郎さん(68)が知人ら2人と地区の先陣を切って作業。午前7時ごろから、約45アールの水田に田植え機でコシヒカリの苗を次々と植え付けた。